人の気持ちには気づけるのに、自分の気持ちはよく分からない……

自分を責めるクセは、性格のせいでも気質のせいでもありませんでした

⬜︎ 人と会ったあと、どっと疲れてしまう

⬜︎ 「大丈夫」と言いながら本当は大丈夫ではない

⬜︎ 何か起きると「私が悪かった」と考えてしまう

⬜︎ 嬉しいはずのことなのに、心があまり動かない

⬜︎ 断れずに引き受けて、あとになって後悔する

⬜︎ 人に頼るくらいなら自分でやったほうが早いと思う

ひとつでも心当たりがあるなら、この先の話はあなたに関係があります。

性格を変えようとしても、うまくいかない理由

こうしたとき、多くの人はこう考えます。

「私は気にしすぎる性格だから」

「もともと引っ込み思案だから」

「自分がやらなければと思ってしまうから」

そして、性格を変えようと努力してみる。

前向きに考えよう、気にしないようにしよう、と。


けれど、そう簡単には変えられませんよね。

頭のどこかで

「それが私だから」

「悪いことをしているわけではない」

「誰かを傷つけてはいけない」

そんなふうに感じている自分もいるはずです。


ですから、冒頭に挙げたようなことで悩んでいるとき、うまくいかなくなっているのは、考えかたではなく感じかたのほうなのかもしれません。

よく言いますよね。

「胸が締めつけられる」

「胸が高鳴る」

「胸のつかえが取れた」

と、私たちは気持ちを言い表すとき、無意識に「胸」という言葉を使います。


しかもこれは日本語に限った話ではなく、世界中の言語に同じような言い回しがあります。


私たちはなぜ「胸」を使って、感情を表現するのか。


その理由は胸の奥にある「心臓」にありました。

我慢していたことを、心臓は知っている

心臓の役割は、血液を送り出すポンプ。ほとんどの方は、そう習ってきたはずです。ですが心臓には、それ自身の神経系が備わっていることが分かっています。


心臓内在性神経系と呼ばれるもので、脳と同じように、さまざまな種類の神経細胞やそれをつなぐネットワークが、心臓そのものの中に張りめぐらされています。英語圏の研究では「心臓の小さな脳」という呼ばれ方もしてきました。

出典:Armour JA. "The little brain on the heart." Cleveland Clinic Journal of Medicine.2007;74(Suppl 1):S48-51.( https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17455544/ )

さらに興味深いのは、心臓と脳のやりとりが、脳から心臓への一方通行ではないことです。心臓と脳をつなぐ迷走神経を調べると、その線維のおよそ8割は、カラダから脳へ情報を運ぶ側だと報告されています。

出典:Cardiac vagal afferent neurotransmission in health and disease: review and knowledge gaps. Frontiers in Neuroscience. 2023;17:1210090.( https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10282187/ )

心臓もまた、脳に向けてメッセージを送り続けている。しかもその量は、決して少なくないのです。


実際、感情が動くときに何が起きているのかを、脳波と心電図を同時に記録して調べた研究があります。そこでは、まず心臓の活動が変化し、それが脳の反応を引き起こしていく——という順序が確かめられました。

出典:Candia-Rivera D, et al. "Cardiac sympathetic-vagal activity initiates a functional brain–body response to emotional arousal." Proceedings of the National Academy of Sciences. 2022;119(21):e2119599119.( https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2119599119 )

つまり、私たちは頭で考えるより先に、胸で何かを感じ取っている。


「胸が締めつけられる」「胸のつかえが取れた」 —— 昔から使われてきたこれらの言葉は、比喩ではなく、そのままカラダで起きていることを言い当てていたわけです。


心臓は、感情を映し出します。ココロは時々、ウソをつきますが、カラダは正直に反応する。危険を察知したときも、「ここにいて大丈夫だよ」と教えてくれるときも、心臓は鼓動というかたちであなたにメッセージを送っています。

そのメッセージを受け取れなくなると

ところが、この受け取る力が弱まってしまうことがあります。


胸のあたりのはたらきが弱まった状態を、おのころ心平は「ハートが閉じた」状態と表現します。


ハートが閉じていると、

  • 孤独感を抱えやすくなる
  • 人への愛情や共感が湧きにくくなる
  • 対人関係でトラブルを招きやすくなる
  • 過去の出来事をくり返し思い返してしまう
  • 他人のことも自分のことも信じられなくなる

冒頭のチェックリストに心当たりがあった方は、思い当たる節があるのではないでしょうか。


反対に、ハートが開いている状態だと、

  • 自分の気持ちに素直でいられる
  • 人と会っても、消耗しにくくなる
  • 自分のことも認められるようになる
  • 何かあっても、自分を責めずにすむ
  • 人との関係が、楽になっていく

同じ人物、同じ環境でも、ハートが開いているか閉じているかで、日々の景色はまるで変わってきます。

ハートは、いつ閉じたのか

ではハートはどこで閉じてしまうのでしょうか。


ポイントになるのは、自我の形成です。


自我の形成が行われるのは、主に幼少期から青年期にかけて。

自分が何者であるか、何を大切にして生きるのか —— アイデンティティや価値観の土台がつくられる、大切な時期です。


この時期に、認めてもらいたい相手から否定される経験が重なると、人は無意識のうちにココロに傷を負うことがあります。

何をやっても「下手くそ」と言われた

「あなたに何ができるの」と怒られた

「センスが悪い」とバカにされた

「そんな子は出ていきなさい」と突き放された

相手は親とは限りません。祖父母、学校の先生、習いごとのコーチ…… 愛されたい、褒めてもらいたいと願った相手ほど、その言葉は深く残ります。


そして人は、こう考えるようになります。


認めてもらえないのは自分に問題があるからだと。


そのまま大人になると、友人関係でも、職場でも、家庭でも、何か問題が起きるたびに「私がダメだから」と自分を責めるようになる。

自分の意見を言えなくなる。

感情をうまく表現できなくなる。


「どうせ受け入れてもらえないのだから」という思考のクセが、じわじわとハートを閉じさせていくのです。


一方で、はっきりした出来事がなくても、ハートが閉じていくこともあります。


パワハラやDVといった問題、SNS疲れ、空気を読むことを求められすぎる日常…… 現代社会には、胸のはたらきを弱らせるきっかけが、あまりにもたくさんあります。


かといって、生活から不安要素をすべて取り除くことはできません。


だとすれば、閉じてしまったハートを、自分でケアできるようになるほうが早い。


そこで、

閉じたハートをどうケアすればいいのか

ハートと感情はどうつながっているのか

心臓の神経系とどう関係しているのか

こうした知識を体系的にお伝えし、ご自身のココロを日常的にケアしていくためのオンライン講座を制作しました。


それが、おのころ心平による「自分を再発見するハートプログラム」シリーズです。



おのころ心平は、こう言います。

健康でいるためには、いろいろな世界を知ることが必要。そして自分の立ち位置を知ることが大事。

自分のハートが今どんな状態にあるのかを確かめ、これからどう進んでいくか、周りの環境をどう整えていくかを見つめ直す。


それが、あなた自身と、あなたの周りにいる人たちの健康的な生活につながっていきます。


それでは、講座の詳細をご紹介しましょう。

「自分の人生を歩むために必要なハートの開き方」

プロローグとエピローグに5つのパートを加えた、全7本・約103分の構成です。

プロローグ

心臓が脳に送っているメッセージ

心臓には独自の神経系があり、脳に向けてメッセージを送り続けています。心臓内在性神経系、いわゆる「心臓脳」です。そのメカニズムと、心臓が脳にどんなメッセージを送っているのかを紐解きます。

PART1

ハートが閉じる時

気持ちが沈み込んだ女性のケーススタディ

仕事上のミスから自信を失い、体調も思わしくなく、仕事と結婚の両方に悩んでいた女性。彼女がある発見をきっかけに、変化の第一歩を踏み出すまでを追います。その発見とは何だったのか。どのように第一歩を踏み出せたのか。実際のケースをもとに解説します。

PART2

憂うつなカラダ

メランコリックボディ・幸せの感度

人は無気力な状態になると、感情の感度が下がります。達成感や充実感が得られにくくなり、やがて感情を表現できなくなっていく。この状態が続くと、カラダ全体の気の流れが交通渋滞を起こします。

おのころ心平はこれを「メランコリックボディ」と呼びます。ここから少しずつ抜け出していくための生活習慣をご紹介します。

PART3

自分の居場所を見つける心臓のはたらき

心臓は血液を巡らせるポンプであると同時に、感情を映し出す器官でもあります。ココロは時々うそをつきますが、カラダは正直です。危険を教えてくれることも、「あなたの居場所はここだよ」と励ましてくれることもある。ドキドキと鼓動を感じたら、そっと胸に手を置いて、そのメッセージを受け取ってみてください。

PART4

ハートが閉じていく過程

大人になるにつれ、ハートは少しずつ閉じていく傾向があります。ただ、まれに閉じすぎてしまうことがある。鍵を握るのが、幼少期から青年期にかけての自我の形成です。この時期に何が起きたのかを遡ることで、ハートが閉じた原因に触れられるかもしれません。

PART5

自分を取り戻す方法

多忙で、自分の時間をほとんど取れずにいた女性のケーススタディです。彼女がある方法を通じて、どのように自分の時間と気持ちを取り戻していったのか。そのプロセスを順を追って解説します。

エピローグ

オープンハートの使いかた

風の時代に入り、個性を活かしながらより良い人間関係をつくれる時代になりました。そのときアンテナとして働くのが、ハートです。ワクワクするような胸の高鳴りを、メッセージとして届けてくれる。ハートが感じるままに素直に生きるにはどうすればいいのか。おのころ心平の考察で締めくくります。

受講について

動画本数:全7本(プロローグ〜エピローグ)

収録時間:合計約103分

視聴期限:なし。解約されない限り、いつでも何度でもご覧いただけます

視聴環境:パソコン・スマートフォン・タブレットに対応 ※テキスト教材の付属はございません

特別に講座の一部を公開

実際の講座の雰囲気を、そのままご覧いただけます。


おのころ心平がどんな話し方で、どんなふうに解説していくのか。お申し込みの前に、ぜひ確かめてみてください。

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講師プロフィール

おのころ心平

Shinpei Onocoro

ココロとカラダをつなぐカウンセラー。

1971年生まれ。大学卒業後22歳からカウンセラー人生をスタート。ココロとカラダをつなぐ独自のカウンセリング手法を確立し、クライアントご本人も気づかない潜在意識とカラダの関係を実践的に研究。

2008年「一般社団法人自然治癒力学校」を開講し、全国13教室まで展開。2023年、「一般社団法人マッピングセラピー協会」へと改称。

自然治癒力の発動は、自分を取り戻せる空間・時間のリトリート、そして「身近な家庭環境や職場環境から」をモットーに、アイビーマッピングによる傾聴技術の普及を通じて「健康なコミュニケーション空間」の創造をプロデュースしている。

著書に、『病気は才能』(かんき出版)、『最強のココロ整理術ibマッピング』(マガジンハウス)、『元気のしくみ』(さくら舎)『人生がうまくいく!セラピスト。という生き方』『ななつのスイッチ』『怒るカラダ』『感情はがしマッサージ』『ゆるすいっち』(経営科学出版)など多数。